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栄養科

目次

栄養科紹介

医師の指示に基づいて、患者さん一人一人の病態に応じた食事を提供しています。

栄養科 モットー

栄養科では『楽しく☆おいしく☆美しく☆』をモットーに職員一同勤務しております。

スタッフ紹介

以下のスタッフで、病院の食事(朝、昼、夕)の準備、栄養指導等を行っています。

  • 管理栄養士:7名
  • 調理師:13名
  • 給食員:5名(パート含む)
  • 食器洗浄員:6名

資格取得

管理栄養士や栄養士の資格だけでなくいろいろな資格取得を行っています。

  • 山口県糖尿病療養指導士
  • 給食用特殊料理専門調理師
  • 病院調理師

調理場での心がけ

  1. 衛生的に…限られた施設設備で大量調理マニュアルに基づいた衛生管理を
  2. 迅速に…限られた時間内で体力の可能な限り
  3. 美味しく…限られたコストの中で全ての方の舌を満たすように

入院中の食事

医師の指示に基づいて、患者さん一人一人の病態に応じた食事を提供しています。
【食種】一般食、高血圧食、低残渣食、糖尿病食、潰瘍食、胃術後食、膵臓食、肝臓食、腎臓食、ネフローゼ食、透析食、吐血後食など

適時適温給食

朝食:8時、昼食:12時、夕食:18時
温冷配膳車を使用して食事を提供しております。

個別対応食

食欲不振や摂食状況に問題のある方、病態により厳密な栄養管理が必要な方に対し、少しでも喫食量が増え、治療に寄与できるよう、可能な範囲で個別に対応します。
ご飯をパンやおむすびに、おかずをやわらかくしたり、ミキサーにかけるなどの形態も考慮します。飲み物やゼリーなどの栄養補助食品も常備しています。

行事食

正月、こどもの日、海の日、敬老の日、体育の日などの祝祭日に加え、節分、雛祭り、七夕、土用の丑、冬至など季節に合わせて行事食を実施しています。

産褥食

出産された方へ、産褥食・祝い膳をお出ししております。詳しくは、お産のご案内をご参照ください。

自助食器の対応

脳梗塞等による後遺症などで手の不自由な方に、リハビリの一貫として、すべりにくく、すくいやすい食器で食事を提供しています。

栄養指導

管理栄養士が医師の指示に基づき、栄養指導及び食事相談を行なっています。
また、入院中や外来通院中に食事について指導、相談の希望がある際は、主治医にお申し込み下さい。

個人指導(要予約)

糖尿病、腎臓病、肝臓病、肥満、術後など一人一人の病態に応じた食事療法の指導を行なっています。

【入院・外来ともに東館1階の栄養指導室にて行っております。また、入院時は病棟でも指導可能です。】

予約方法…入院中は病棟看護師へ、外来では受診時に主治医へご相談下さい。

集団指導

院内で開催されている教室(勉強会)等において、栄養科も担当で講義を行っています。月によって開催日が変わりますので、詳細については各外来へお尋ねください。

特定保健指導

特定保健指導の一貫として、動機付支援・積極的支援を行っております。

栄養科のできごと

栄養科の行っている行事や参加した行事など活動報告をお知らせいたします。

広島県の郷土料理 もぶり(2024年9月3日)

令和6年7月19日
 当院では、全国の郷土料理を紹介する取り組みを全厚連栄養士協議会主催のもと行っており、全国の厚生連病院で同じ日に“全国統一献立”として提供しています。R6年7月19日には、広島県のもぶりを提供しました。
 初めて聞かれた方も多いと思いますが、もぶりとは広島の方言で「混ぜる、混ぜ込む」を意味する「もぶる」であると言われ、地域によっては「もぶりご飯」、「もぐるご飯」と呼ばれることもあるそうです。炊いたご飯に干し椎茸、ごぼう、人参、黒豆、きぬさやなどの野菜を混ぜ込んだものです。地域や時季により具材は異なりますが、農作業のときにさっと食べられたり、おかずがなくても栄養が摂れたり、祝い事や法事などの時にはごちそうとして作られるそうです。寄り合いや家を建てた時は、丸い大きなおむすびにして近所に配られることもあります。
作り方
1.黒豆は一晩水に浸けておき、やわらかくなるまで煮て、砂糖と塩で味付けする。
2.ご飯は通常通りに炊く。
3.干し椎茸はもどしておく。
4.ごぼうはささがき、人参と干し椎茸と油揚げは千切りにし、Aで煮て味付けする。きぬさやは塩ゆで(分量外)して斜め切りにする。
5.ご飯に塩、煮汁を切った具、黒豆、きぬさやを加え混ぜたら出来上がり。
 
☆治療食の方にも提供させていただいたので、塩分量については多少調整しております。
材料

ご飯600g
A
1
3gだし汁
250g
黒豆
25g
ごぼう30g
10g
砂糖
12g
人参25gしょうゆ
4g
少々
干し椎茸2g
油揚げ10g
きぬさや 
10g

長崎県の郷土料理 トルコライス(2024年5月17日)

令和6年5月17日 一般食(常菜のみ)
 みなさんトルコライスはご存じですか?トルコライスとは、長崎県のご当地グルメでピラフ・スパゲティ・ポークカツをワンプレートに盛り付けた料理のことを言います。ピラフとナポリタンスパゲティの上に、デミグラスソースをかけたポークカツをのせるのが一般的なスタイルです。
 当院では、全国の郷土料理を紹介する取り組みを全厚連栄養士協議会のもと行っており、このたび“全国統一献立”として長崎県のトルコライスを提供しました。 
材料
〈ピラフ〉
〈ナポリタン〉
ポークカツ〉
・ごはん
20g
・スパゲティ(乾)
8g
・豚ロース肉
1枚50g
・玉ねぎ
15g
・ウインナー
1/2本
・塩こしょう
適量
・赤ピーマン
10g・玉ねぎ
15g
・薄力粉
7g
・黄ピーマン 5g・ピーマン
5g
・パン粉

・バター
2.5g
・油
3g
・油

・コンソメ
1g
・塩こしょう
適量
・ウスターソース

・塩こしょう
適量
・トマトケチャップ
8g



作り方
〈ピラフ〉
(1)玉ねぎと赤・黄ピーマンをみじん切りにする。
(2)フライパンにバターを熟し、(1)を炒める。ご飯を加え、コンソメと塩こしょうで味付けする。

〈ナポリタン〉
(1)ウインナーは1cm間隔で斜め切り、玉ねぎは薄切り、ピーマンは細切りにする。
(2)フライパンに油を熱し、(1)を炒める。茹でたスパゲティを加え、ケチャップと塩こしょうで味付けする。

〈ポークカツ〉
(1)豚肉は塩こしょうをふり、薄力粉→溶き卵→パン粉の順に衣をつける。
(2)170℃に熱した油で揚げる。2cm幅にカットする。

盛り付け
(1)皿にピラフとナポリタンを盛り付け、ポークカツをのせる。
(2)ウスターソースをかけて完成

※給食では、デミグラスソースをウスターソースに代用しました。

新潟県の郷土料理 三条カレーラーメン(2024年2月19日)

三条カレーラーメン
 当院では、全国の郷土料理を紹介する取り組みを全厚連栄養士協議会主催のもと行っており、全国の厚生連病院で同じ日に“全国統一献立”として2ヶ月に1回のペースで定期的に提供しています。令和6年1月19日は新潟県の郷土料理である「三条カレーラーメン」です。新潟県三条市は古くから金物職人の町で、忙しくてもすぐに食べられて、しかも栄養があっておいしいラーメンがソウルフードとして定着したそうです。患者さんからは「病院でこのような取り組みは良いと思う」、「是非続けて頂きたい」、「次は○○が食べたい」など毎回嬉しい意見を頂いております。今回は常菜食のみでの提供となりましたが、郷土料理の内容によっては治療食の方にも提供しています。今後も続けていきたいと思います。
材料(1人分)
・ゆで中華麺
180g
・豚こま肉
40g
・キャベツ
50g
・人参
10g
・もやし
20g
・えのき
20g
・サラダ油
5g
・塩
適量
・調味料
中華だし
5g
しょうゆ
7g
みりん
8g 
カレー粉
1g
だし汁
300ml
片栗粉
5g
作り方
(1)野菜をそれぞれ切る。
   キャベツは2㎝のザク切り
   人参は1×3㎝の短冊切り
   えのきは2等分にしてほぐす
   もやしはそのまま
(2)鍋にサラダ油を入れ、豚こま肉を炒め1の材料を加えて火が通ったらだし汁を加える。
(3)2に調味料を加えて煮込み、塩で味を調整する。
(4)具を煮込む間に麺を茹で、器に盛り付ける。
(5)仕上げに水溶き片栗粉でトロミをつけ、茹でた麺の上にかけ出来上がり♪
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