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薬剤科

薬剤科長挨拶

当院は柳井市にある360床の急性期病院です。二次救急病院、地域医療支援病院、地域がん診療病院、臨床研修病院、災害医療拠点病院に指定されており、柳井医療圏の基幹病院として地域の医療を支えています。
薬剤科の業務は調剤業務、抗がん剤無菌調製業務、医薬品管理、麻薬管理、病棟薬剤業務及び薬剤管理指導業務、薬物血中濃度モニタリング(TDM)など多岐に渡っており、チーム医療の一員として感染対策チーム(ICT)、緩和ケアチーム、糖尿病チーム等にも薬のスペシャリストとして参加し職能を発揮しています。
他職種との連携を大切にしている病院ですので、病院全体の雰囲気も良くアットホームな職場です。
JA山口厚生連は3病院(周東総合病院、長門総合病院、小郡第一総合病院)ありますので、各病院だけでなく3病院が連携して研修や行事が行われるのも特徴です。

薬剤科紹介

薬剤科人員

令和6年4月現在

薬剤師:15名
薬剤助手:3名
事務:1名

資格等
  • 日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師
  • 日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師
  • 日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師
  • 日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士
  • 日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師

年度別処方箋枚数等


令和5年度
外来処方箋(1日平均枚数)
228.6枚
院外処方発行率
87.6%
入院処方箋(1日平均枚数)
98枚
外来注射箋(1日平均枚数)
92.8枚
入院注射箋(1日平均枚数)
162.4枚
抗がん剤無菌調整件数
9.2件

主な業務

内服薬調剤業務

富士通の電子カルテシステムを利用し、処方だけでなく検査値等も確認しています。
また、部門システム(TOSHO)にて禁忌や重複チェックなど行うことで、効率的かつ安全に調剤業務を行っています。

持参薬鑑別業務

入院時持参薬の鑑別はすべて薬剤師が行います。現在は後発医薬品が多くなり、看護師だけでなく医師も名称だけで判断できないことがあります。外来では手術前の患者さんの常用薬の鑑別を行っています。

注射薬調剤業務

投与量や投与ルート、配合変化等ダブルチェックにて注射薬を払い出しています。注射処方せんに検査値や投与日数を表示し、監査業務の効率化を図っています。

抗がん剤・注射剤無菌調製業務

抗がん剤だけでなく抗リウマチ薬等を、無菌的に混合調製しています。抗がん剤はアイソレーターで、それ以外は安全キャビネットにて調剤者と監査者の2名体制で無菌調製を行っています。

病棟業務

当院は8病棟あり、一般病棟が6病棟、地域包括ケア病棟は2病棟となっております。各病棟に薬剤師を配置し、病棟薬剤業務実施加算取得ができるよう増員を予定しております。
薬剤管理指導だけでなく、医師や病棟看護師と連携し、持参薬確認、処方オーダー支援、抗菌薬や疼痛コントロール等の薬物療法提案も行っています。

チーム医療

  • 病棟カンファレンス
多職種が集まって、患者さんの情報を共有し、意見交換を行います。病棟によって参加する職種は異なりますが、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士が参加することが多いです。当院ではここ数年で薬剤師がカンファレンスへ参加する病棟が増えました。薬剤師は、患者さんの服薬コンプライアンス向上や、より良い処方提案に努めています。

  • 感染制御チーム(ICT)抗菌薬適正使用支援チーム(AST)
毎週病棟や各部署の環境ラウンドを行い、耐性菌検出患者の対策を検討するなど、日々院内の感染伝播
を抑制するために活躍しています。
薬剤師の主な役割は、抗菌薬の適正使用のための処方提案です。

  • がん化学療法
がん薬物療法認定薬剤師を中心に、レジメンの作成から化学療法委員会の審査、患者さんへの説明やレジメンの管理などを行っています。

  • 緩和ケアチーム
麻薬を施用している患者のラウンドを毎週行っています。疼痛コントロールに関しては薬剤師が提案する場面が多く、チームの中心メンバーとして活躍しています。

  • その他
糖尿病支援チームや輸血療法委員会、OLSチーム等、多数のチーム医療に薬剤師が参加し活躍してい
ます。
実習受け入れ
令和元年度
令和2年度
令和3年度
令和4年度
令和5年度
I期
0名
0名
0名
0名
0名
Ⅱ期
0名
0名
0名
0名
0名
Ⅲ期
2名
2名
1名
1名
0名
Ⅳ期
0名
2名
0名
0名
0名

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